我々チベット学者ははっきりいって怒っています。学問や歴史に口出しする政府はろくなもんじゃありません。もういいかげんにしろばかやろう。ソ連という親玉を失ったボンクラ息子、中国はやりたい放題、いいたい放題だ。誰かとめてください。
そもそもチベット側と中国側の対話のなかで大きなネックになっている「歴史的にチベットは中国の一部である」といったプロパガンダに客観的な学問を志す人間のだれが賛同できようか。同じことを言われたらどうするんだ、「歴史的に日本は中国の一部である」と一体誰が認めることができようか。それと同じことなんです。
国際チベット学会の関係者もいよいよ動き出しました。残念ながら日本はまだです。
http://www.tibetopenletter.org/
日本でチベット研究や仏教研究をしているみなさんに訴えたい。
我々こそが言論の自由を主張すべきです。学問というのは言論の自由がなければ何の発展もありません。チベット問題について口を閉ざすのではなく、みんなできちんと発言しましょう。人々の声、客観的な声、それを封じ込める社会に反対しましょう。ペンは剣よりも強しです。
みなさん何年間これまで学問をやってきたのですか。みなさん何年間チベットの資料で研究費などをもらってそれを学者人生の糧にしてきたのですか。チベット文字も読めない人ですら、立ち上っているじゃないですか。こんな時に発言しなくていつ発言するんでしょうか。