今日は明日のTBSピンポンの取材で一日お寺でお客様だった。どうやらマスコミの眼はいまはチベットよりも聖火に移りつつあるようである。それに対して先週来日した、ケンスル・リンポチェの弟子の一人、ゲシェー・ゲレク師は今日こんなことを語っていた。
みんな聖火が消されることを心配しているが、チベットでは人の命が消されています。聖火が消える心配をするより、人の命が消されていることを心配すべきじゃないでしょうか。
まさに、その通り。さすがゲシェー・ラランパ。チベットの叡知はすごい。
種火があるそうだから聖火はまた付ければいい。
人の命は失われてしまえば決して戻らない。
聖火と人の命とどっちが大切か。
そりゃ人の命に決まっています。